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昨日は 夕方から 買い物ついでの散歩で 池袋に出た。 西口界隈の中古レコード屋に2軒ほど寄り道。 店内でかかっていた音楽が気になり、 店の子に聞くと “DE LA SOUL”の12inchシングルだと言う。 「この曲が入ってるCDないのかな?」 「これに入ってますよ」と パソコンで検索してくれたジャケ写を見せてもらう。 「タワーとかならすぐに手に入ると思うんですけど」 結局 店員の親切心に甘えて その店では何も買わずに出てきてしまったのだが、 我ながら嫌な客だと思う。 そうして、 手にしたのが “DE LA SOUL is dead”である。 名前だけは耳にしてはいたが、 当時から今までさしたる興味も無かった。 91年リリースのものである。 アルバムを通して聴くまでは お目当ての曲だけで充分と思っていたのだが、 全体にいいのである。 もたれないし、 あんまり古くさい感じもしない。 時代感が特に出易いものな気がしていたので、 これは意外な発見であった。 媚びた感がないところもいい。 僕は元来、 時間、文化、 そして、なにより 人に媚びているものが 嫌いな性質である。 アルバムを通して 立続けに2度も聴いてしまった。 クールというには、 言い足りない感じがある。 なんと言おうか お気に入りのジャズを聴いている時と ほぼ同じ感覚で身体に沁みてくるのだ。 20年も前のものだから、 当時散々聴きまくった感のある人には どうということももうないのかもしれない。 ただ 今の僕にはちょうどいいみたい。 数日前に買ったCDの中に Oliver Strauchというドラマーの “NEW YORK ALBUM”があった。 6曲中4曲がスタンダードで 1曲はラテン、 残り1曲が当人のオリジナルという構成である。 ピアノ・トリオ。 アルバム全体のトーンとしては ダークな感じなのだが、 ドラムとベースの音の現れ方が なかなかスゴい。 派手に賑やかに、ではなく、 静やかにズゥーンと来るのである。 レコーディング及びミキシングエンジニアは Joe Marciano 。 ここ最近気になっているエンジニアの一人。 友人の一人に 「中川君って、年がら年中CD屋ばっかり行ってるよね」 と言われます。 自分でもそう思うことがよくあります。 正当化するつもりはありませんが、 僕にとって 音楽を聴く行為とは 日々生きるために 食事を摂るのと ほぼ同じことだと思っています。 だから、 食料品を市場やスーパーに 買いに行くような感覚で CD屋さんに行っています。 この日記はそういう意味で とっくにみなさまはお気付きではありましょうが、 毎日の食事日記と言い切っても過言ではないとも申せましょう。 あ、 いけね、 毎日と言うほど、 書いちゃいませんでしたね。 時折の ほぼ喰ったもの日記でしょうか。 長くなりました。 ブログが閉じていた間に起こったことの中で どうしても触れておかねばならないないことを 今日の締めにしたいと思います。 この7月の末、 大阪の梅田で ジャズの店をなさっていた 三村晃夫さんが亡くなりました。 大阪に出かけるたびごと、 お店を訪ね三村さんとおしゃべりをし、 多くの方々を紹介していただいたり、 もちろん 音楽のことも数多く教えていただいておりました。 加えて 豊中『チッポグラフィア』でのイベントでは、 ここ数年にわたり 毎回毎回 手助けもしていただいておりました。 三村さんをご存知の方々は 僕なぞよりずっと深いお付き合いがおありになったはずなので これ以上のことを記すのは 僭越極まりないことのように思われますが、 三村さんがお亡くなりになったことは 僕にとって 痛恨の極みです。
by bring-wh
| 2011-09-13 03:37
| 日記
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