JULIA KADEL TRIO
アルバムタイトルは自分の能力では
表記しきれないので省略させてもらうが
ジャケットの右上にブルーノート・レーベルのロゴがある。
中古盤で手に入れたもので、
リリースされていたことすら知らなかった。
結構な頻度で輸入盤CDはチェックしているつもりだが、
全く見た記憶がないのである。
内容はと言えば、
音楽そのものはチラッとも微笑まない感じなのに突き放されたような冷たさはない。
気がつくと何度も何度も繰り返し聴いている。
何かが美しいのである。
メロディーではなく、このトリオが描く構造美なのかもしれない。
硬質な曲のあとにほんのり柔らかい曲がスピーディに流れ込む。
秋らしい深夜の静けさと空気感に
意外と合う。